歯科領域のスポーツ外傷として,過去の報告で多いスポーツを挙げてみました.
1)ラグビーフットボール選手
2)アメリカンフットボール選手
3)サッカー選手
4)スキージャンプ選手
5)アイスホッケー選手
ラグビーは、コンタクトが激しくぶつかり合うため、外傷を受けやすいスポーツです。
そのため、社会人、大学でのマウスガードの普及率は高いものとなっています。
2006年からは、高校ラグビーでのマウスガード着用が、義務化されました。
義務化されたのは、顔面(顎顔面)の外傷の比率が高かったことがあげられます。
実際には野球やバスケットでも顎顔面領域でケガをすることが多いのです。
スポーツ人口から行くと野球でケガをする人が多くなります。
相手と接触するほかに、ボールやバット、ネットのような器具あるいはグランドでケガをすることもあります。
最近ではサッカーでケガをする人も増えています。
北海道などの、アイスホッケーやスキーが盛んなところではまたスポーツ特有のケガがつきものです。
また水球や卓球で顔や口にケガをする場合もあるのです。
このような場合は、自分の歯によって頬や舌を傷つけることもあります。
マウスガードの装着により、口周辺の外傷や脳震盪の予防だけでなく、運動能力の向上も見込まれます。
2013.04.26更新
スポーツ別の口腔領域外傷の発生頻度について
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