社会の所得や不平等さを測る指数のインデックスとしてジニ係数と呼ばれるものがあります。
このジニ係数は0に近いほど平等で1に近いほど不平等や所得の格差があることを示します。
この指数の興味深いところに、0.4を超えると騒乱や暴動が起きやすいと言われております。
現在米国は0.374と0.4に近く不平等社会と言えます。
最近では警察官の銃問題から暴動の起きた地域があったことからも分かると思います。
ブラジルや一部のアフリカの国々はとうに0.4を超えています。
このグラフには書かれていないのですが、中国も0.4を超えているとのことです。
当然新聞やネットでの情報では、ウイグル地区で暴動が多発しています。最近では香港でもストライキがあり、今後の中国政府の動向で危険なにおいがします。
日本のジニ係数は0.256と低く、世界でもきわめて平等性の高い国です。
結構格差社会と感じていたのですが、所得格差はまだまだ小さい社会だということです。
少しずつ上昇しているとはいえ、まだまだ世界に比べるとかなり低い国だと分かります。
2014.10.06更新
ジニ係数
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