2017.02.27更新

歯のしくみとむし歯の進行について

歯は歯冠(歯肉から出た部分)と歯根(歯肉の中に埋まっている部分)からなります。

歯冠部分は表面からエナメル質、象牙質となりたっていて、中心には神経と血管などが入っている部屋があり歯髄と呼ばれます。
骨に埋まっている歯根部分はセメント質でできていて、そして歯槽骨の間には歯根膜と呼ばれる靭帯があります。

図のようにむし歯はC1~C4まで段階的に進行してゆきます。
C1は歯の表層のみ(エナメル質)にむし歯が進行したものです。
C2は歯の表層からさらに内部の象牙質までむし歯が進行して状態です。冷たいものがしみるなどの症状がでてきます。
C3は歯髄まで、進行していて多くは歯の痛みを伴います。
C4は歯冠部分が崩壊した状態です。根の先まで達した細菌の感染により、膿のかたまりを作り抜歯の可能性もあります。 


投稿者: またほ歯科

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