2017.11.29更新

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カレイとヒラメの歯
おいしくしっかりと食事をとっていますか?
 今日は、「健やかな生活を支える食育」についてお話をします。患者さんのむし歯や歯周病の写真をお見せするのではなく、食べ方や噛み方など、食べることを中心とした内容になります
 最初にクイズをお出しします。
ヒラメとカレイの写真ですがどちらがヒラメでどちらがカレイでしょうか。どこを見て見分けていますか。
「左ヒラメに右カレイ」、ヒラメとカレイの見分け方であることは有名です。
両者ともカレイ目に属し、腹を手前に置いて左に顔があるのがヒラメ、右にあるのがカレイと一般にはなっています。
ヒラメは、口が裂け怖い顔をしていますが、カレイはおちょぼ口でやさしい顔になっています。
 そして大きな違いは歯にあります。ヒラメの歯は大きく尖っていますが、カレイの歯は小さいのです。
この差は、両者のエサの違いから起こります。
ヒラメは、イワシやアジを食べるために、大きくて強い歯が必要となります。また肉食だからどう猛な顔になるわけです。
 それに対してカレイは、イワムシやゴカイを食べているので、歯も小さくてすみます。
 それぞれの食べ物の差が、歯の違いであり顔の違いとなって現れています。


 

投稿者: またほ歯科

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