2018.12.14更新

東海学園大学

昨日東海学園大学名古屋キャンパス管理栄養学科にて90分間講義をしてきました。中出教授にはお世話になりました。
なるべく分かりやすい言葉と過去の国家試験問題で興味を持ってもらおうとしましたが、いかがでしたでしょうか?
学校健康診査において歯科の項目は高等学校までは必須であり管理・教育も行われています。しかし、大学に進学した後は歯科口腔健診を学校で受ける機会がなっていまします。そこで平成26年より3年間、愛知県の委託事業として県内の大学生に対して歯科口腔健診を実施した結果、平成28年度の調査では、歯肉炎の罹患状況は定期受診の有無で比較すると、定期受診有の14.1%に対して定期受診なしは32.1%と大きな差がみらました。さらに、歯科に関しての学生の意識は低く、正しい認識を持っていない学生が極めて多いので自己健康管理ができないことがわかってきました。
高校卒業から40歳までの間は法的な歯科健診のサポートがない期間になります。健康日本21あいち新計画に明記されている「40歳で歯周炎を有する者の割合の減少」と「80歳で20本以上自分の歯を有する者の割合の増加」の目的を達成するためには、若い世代からの歯科保健対策が必要とおもいます。

投稿者: またほ歯科

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