喫煙によるガンへの影響率について説明します。
喫煙によりガンの発生率が極端に増加して、特に喉頭ガンにおいては32倍となっています。
また喫煙による死亡数では
1995年の疫学データでは9万5千人
男性 76,000人 女性 19,000人
喫煙はガンの原因の約30%
口腔ガン・咽頭ガン・肺ガン・食道ガン等
喫煙が危険因子となる疾患
心疾患・脳血管疾患・呼吸器疾患・歯周病等
2013.10.30更新
喫煙によるガンへの影響について
投稿者:
2013.10.29更新
タバコの害について
主流煙よりも有害な副流煙
喫煙者本人が吸い込む煙を主流煙、喫煙者が吐き出す煙を呼出煙、タバコの先端から立ち上る煙を副流煙と呼びます。
自らの意思とは関係なく環境中のタバコの煙を吸い込んでしまうことを受動喫煙といいます。
受動喫煙のうち副流煙は8割以上を占めることがわかっています。
副流煙中の有害物質の濃度は本人が吸い込む主流煙よりも高いことが知られています。
副流煙は低い温度で不完全燃焼するタバコから発生するためです。
家庭、職場、公共施設、飲食店で、また、路上でも受動喫煙が発生します。
吸わない人の健康が損なわれる受動喫煙だけは防止しなくてはなりません。
投稿者:
2013.10.25更新
糖尿病患者の歯周病対策について
糖尿病患者の歯周病対策について説明します。
(1)まず糖尿病を内科にてコントロールします。
(2)健康的な生活習慣
栄養・運動・休養・自己管理(タバコ・酒・甘味等の嗜好品については、やめるか、量を減らします)
(3)正しい(自分に合った)歯磨き
歯ブラシ・補助道具
(4)専門家による定期的なチェック
プラークコントロール・咬み合わせ・PMTC
投稿者:
2013.10.25更新
糖尿病患者の歯科治療問題点
糖尿病患者の歯科治療問題点について説明します。
・糖尿病の無自覚、未治療患者が多くいます。
口腔病態の悪化:術後感染症・治癒不全をおこします。
・危険な急性合併症の発現があります。
低血糖・外科的高血糖・慢性合併症の顕性、悪化をおこします。
・糖尿病は、歯周病発症・進行のリスクファクターとなります。
・歯周病の治療は、血糖値のコントロールにも効果があります。
・糖尿病は、歯科治療の際の全身的・局所的リスクファクターとなります。
投稿者:
2013.10.19更新
糖尿病患者さんの口腔内写真
糖尿病患者さんの口腔内写真です。
左側写真は糖尿病と歯周病が進行しています。
右側写真は同じ患者の治療2年後の写真です。
糖尿病と歯周病の治療を平行して行いました。
上顎の前歯部は保存できなかったですが、
義歯を入れて現在も安定した状態を保っています。
投稿者:
2013.10.16更新
糖尿病患者さんの口腔内
糖尿病患者さんの口腔内で多く見られる特徴を説明します。
・むし歯・歯周病・顎炎
・口腔乾燥・口臭・口内炎・舌炎
・味覚障害・知覚障害
・治癒不全・術後感染
・義歯不適合
糖尿病が歯周病に関わる機序については
・微小循環障害
・免疫能低下
・唾液中の糖分増加
・創傷治癒遅延
・口腔乾燥が歯垢蓄積を促進
以上のような過程が考えられます
投稿者:
2013.10.11更新
糖尿病と歯周病の関わり
糖尿病と歯周病の関わり
歯周病と糖尿病に関する疫学調査について説明します。
(1)平成11年に歯周病患者602名を対象として愛知県歯科医師会が実施しました。
(2)糖尿病罹患状況と歯や歯周病の状態について調査しました。
結果のまとめとして
・歯周病患者は一般に比べ糖尿病有病率が高かった。
・歯数・歯周病所見において、糖尿病罹患者では歯および歯周組織の状態がより悪化していた。
・口腔諸症状の有無と糖尿病診断の間には強い相関があった。
投稿者:
2013.10.09更新
糖尿病の合併症について
糖尿病の合併症について説明します。
急性合併症には
糖尿病性昏睡、低血糖性昏睡、感染症があります。
慢性合併症には
網膜症、腎症、神経障害、心筋梗塞、脳卒中、歯周病があります。
Ⅰ型糖尿病について説明します。
・膵臓ランゲルハンス島のインシュリン産生β細胞が破壊されて発症します。
・遺伝性、自己免疫、ウイルス感染が関係
・多くはインシュリン依存型糖尿病
・若年性糖尿病の中で大きなウエイトを占めます。
Ⅱ型糖尿病について説明します。
・インシュリン機能の障害(インシュリン抵抗性→インシュリン産生自体が低下)
・食べ過ぎや運動不足など生活習慣や加齢の関与が大きい。
・徴候の始まりは一般的に緩徐である。
・多くはインシュリン非依存型です。
投稿者:
2013.10.07更新
糖尿病と歯周病について
糖尿病と歯周病
糖尿病の症状には主として以下の症状があります。
のどが渇く・水をよく飲む・手足のしびれ・体重の減少・尿が多くなる等の症状です。
糖尿病とは(最初に糖尿病について説明します)
・「インシュリン効果発現の不足を共通の特徴とする、異型の疾病群の総称」をいいます。
1型、2型、特定疾患に継発する糖尿病、妊娠糖尿病
インシュリン依存型、非依存型などの糖尿病があります。
・インシュリン効果については
血糖値を下げるすなわち、細胞組織にグルコースが取りこまれる作用をします。
平成9年糖尿病実態調査によると、日本人で糖尿病が強く疑われるのは690万人、
糖尿病の疑いが否定できない者も含めると1370万人いるといわれています。
日本では40年前に比べ、糖尿病患者数は50倍に増加しました。
投稿者:
2013.10.04更新
歯周治療後の定期健診について
定期健診について
歯周治療後のメインテナンスついて説明します。
①正しい歯磨き
②補助清掃用具の使用
③体によい食生活
④定期健診
毎日の正しいブラッシングに加えて、
プロフェッショナルプラークコントロールとして、
歯科医師や歯科衛生士による定期的なメインテナンスを行う必要があります。
投稿者:
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