2017.12.27更新

食の現状
食の字は人に良いと書きますが、人を良くすることを育むイコール食育となります。
現在、食の現状はどうなっているのでしょうか。
核家族化の定着や単独世帯の増加さらに女性の社会進出もあり、
食生活の簡便化といいますか、外食や出来合いの惣菜、弁当など食の外部化が進んでいます。
グラフは家族そろって夕食をとる頻度を年度ごとに示しています。
年々、家族そろって夕食を、毎日とるは減少し週2~3回程度が増加しています。


投稿者: またほ歯科

2017.12.15更新

ひとの歯 
それではヒトはどうなっているでしょうか。ヒトは28本から32本の歯を持ち、食性は雑食性です。
永久歯は形態から
前歯(上下で8本)...おもに繊維質の多い野菜をかみ切るのに適している
犬歯(上下4本)...主に肉などをかみ切るのに適している。
臼歯(上下16本から20本)...主に穀物などをすりつぶすのに適している
に分けられます。
臼歯の本数に幅があるのは親知らずが生えているかどうかによります。

このように食べ物は野菜:お肉:ごはんまたは穀物は2:1:4で食べましょう。

さまざまな動物における食べ物の種類が、歯の形や本数さらに顔の形まで密接な関係があることが分かりましたか?


投稿者: またほ歯科

2017.12.05更新

草食のウマとウシ,短い草を好むのはどちらでしょう?

前歯によって食性が異なります。ご存知でしたか?
ウマは短い草を好んで食べます。
同じ草食動物であるウマとウシでも草の好みが異なっています。
ウシは長い方を好みます。この好みの差は実は歯の違いからきています。
両方とも草食動物であるから、奥歯である臼歯は発達しています。前歯が違うのです。
ウマは上下の前歯が、ちょうど毛抜きのように歯の先どおしが当たっていて、この歯で短い草を抜いて食べます。
ところがウシには下の前歯はありますが、上の前歯はないのです。
歯の代わりに歯板(しばん)という硬い骨があるだけです。
それで短い草を引き抜くことができません。しかし、ウシには前歯の代わりになるものがあるのです。
それは長くてよく動く舌です。
ウシは、長い舌で草を巻きつけ、そして下の前歯が"包丁"、上の歯板が"まな板"の役割をさせ草を切り、臼歯で噛んで食事をするのです。


投稿者: またほ歯科