2013.12.06更新

ブリッジ・有床義歯を両方使うことも
左側が術前で、患者さんが脱落した右上1番を数年間にわたり接着剤でとめていたところ、
右上2番まで動揺してきて来院されました。
また臼歯は抜けたまま放置してありました。
右側が術後で、上の前歯はブリッジで修復し、
臼歯部は有床義歯を作成して咬めるようにしました。


 

投稿者: またほ歯科

2013.12.04更新

ブリッジと有床義歯の違いについて説明します。
ブリッジと有床義歯の利点・欠点として、
有床義歯の利点としては
・取り外して洗える(口腔内を清潔に出来る反面、はずして洗うという面倒さがあります。)
・支えになる歯は削らない。
・粘膜にも力を分散できる。
欠点としては
・異物感があり、慣れが必要となります。
ブリッジの利点としては
・セメント等で固定できるので、自然感があります。
・装着感は良好です。
欠点としては
・支えになる歯を削る必要があります。
・歯に大きな負担がかかります。


 

投稿者: またほ歯科

2013.12.02更新

高齢者特有のむし歯(根面カリエス)について説明します。

年齢を重ねると歯ぐきが痩せて、歯の根(根面)が露出しやすくなります。
この部分にはエナメル質がないため、この写真のように全ての歯がむし歯となります。
また柔らかい歯根が露出してしまうと、その部分はむし歯の進行が速く
歯根の周り全部がむし歯に侵されている場合があり保存修復が難しくなるケースがあります。
痛くないからと言って放置しておかずに、定期健診をしましょう。


 

投稿者: またほ歯科

2013.11.29更新

歯の多い高齢者は活動的

・介助無しで外出できる人
・高血圧、腰痛などの持病が生活に影響していると感じる人の割合
・家族や親戚以外の人と付き合っている人の数
以上の項目を首都圏・関西圏300名対象の調査したところ
歯の多い高齢者は活動的という結果が出ました

この表は歯が20本以上ある人をAグループ、1本もない人をBグループに分けて調査をした結果です。
全ての項目で、20本以上ある人の方が活動的であるという結果になりました。


 

投稿者: またほ歯科

2013.11.27更新

自分の歯で噛む利点
・脳を活性化:咀嚼は、知能の発育や情報を促進し、運動神経を活性化させ瞬発力を増強させます。 ・審美的効果:元気で若々しい顔貌が社交性を維持します。 ・自律神経の調整:偏頭痛・肩こり・しびれ・耳鳴りなどの不定愁訴を改善します。また、腰痛や肥満などの体型の変化から起こる異常を防止します。 ・家族生活への影響:家族そろって同じメニューの食事が楽しめ、一家団欒の素因となります。また、単一メニューは家事労働の負担を軽減します。 ・食物を細かくし、唾液を混ぜる:胃腸での消化を助け、唾液の抗菌作用が細菌ウイルスを不活性化させます。 ・唾液腺ホルモンの分泌:皮膚や血管、胃腸を若々しくし、脳の老化を防ぎ成人病やボケを予防します。 ・精神的効果:何でも食べられるという満足感と食生活への自信が、生きる意欲を助長します。


 

投稿者: またほ歯科

2013.11.26更新

平成13年3月、「健康日本21」・「健やか親子21」と「愛知健康づくりプラン」の理念を取り込み、
愛知県独自の「健康日本21あいち」がすべての県民に健康を目指して健やかで活力のある長寿社会の実現を目指して策定されました。
1) 健康日本21あいちの目指すもの
2) 健康日本21目標達成のプロセスと各分野
3) 目標設定の基本的考え方

そこで「健康日本21あいち」では、
従来の知識や技術の提供をもとに個人の努力によって健康づくりを目指す方法から、
みなさんが健康づくりの主役となり、住民・行政・学校・企業・団体等の参画と環境整備により、
無理なく豊かな人生を送ることができるように支援する「ヘルスプロモーション」の考え方を取り入れています。


 

投稿者: またほ歯科

2013.11.22更新

歯の健康を達成するために、健康日本21」目標設定に以下の4つの項目と13の小項目が設置されました。
①幼児期のぅ蝕予防
②学齢期のう蝕予防
③成人期の歯周病予防
④歯の喪失防止
これらを進めるにあたって、3つの方策が掲げられています。
1つ目は自己管理能力を向上させる。つまり生活習慣を形成するあるいは改善していくことです。
2つ目は専門家による定期的な管理、これはまさに「かかりつけ歯科医」による支援と定期的管理です。
3つ目は情報の収集・管理・普及啓発の推進です。
小項目についてはより身近な「健康日本21あいち」の中で説明します。


 

投稿者: またほ歯科

2013.11.20更新

お口からの健康つくり
「健康日本21」目標設定分野の中で、6番目に歯の健康が1つの柱として位置づけられました。
また基本方針として下記の内容が挙げられます。
1)1次予防を重視しており、それまでの疾病予防対策が、
2次予防、つまり早期発見を中心としていましたが、病気にならないようにすることを健康づくりの主眼としています。
2)健康作り支援のための環境整備
3)一番特徴的なこととして、目標値を設定しました。
9つの大項目について全体で70の基準値並びに目標値を設定しており、
歯科では4つの中目標、13の小目標が提示されました。
4)多様な実施主体による連携の取れた効果的な運動の推移


 

投稿者: またほ歯科

2013.11.19更新

平成12年3月に第3次国民健康づくり運動が「健康日本21」として、
それまでの「栄養・運動・休養」という3本の柱のほかに
「タバコ・アルコール・歯の健康・糖尿病・循環器病・がん」の全部で9項目が出され、
「歯の健康」が1つの柱として位置づけられました。
そして「健康日本21」の目指すものとして下記の3つの項目が挙げられました。
(1)健康寿命の延伸
壮年期死亡を減少させ、痴呆や寝たきりにならない期間の延伸
(2)生活の質(QOL)の向上
(3)親と子の健やかな成長


 

投稿者: またほ歯科

2013.11.15更新

80歳になっても健康な歯を20本以上保とうというキャンペーンをおこない、
愛知県歯科医師会は21世紀に於ける国民健康づくり運動として展開しています。

8020達成者からの聞き取り調査より、8020達成へのポイントとして以下のようなことが分かってきました。
(1)早期発見と早期治療につとめた
(2)かかりつけの歯科医院があった
(3)甘い物や間食の量が少なかった
(4)両親からのしつけが厳しかった
(5)第一大臼歯が高率に残っていた
以上のことが分かってきました


 

投稿者: またほ歯科

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