2013.06.24更新

むし歯予防を歯医者さんといっしょにすることは、
自分に合ったみがき方を教えてもらい、効果のある歯みがきを覚えましょう。
定期健診は、現在のお口の中の環境がいいのか悪いのかチェックすることで
その後の対処が素早くできるのでとても大切です。
フッ化物の応用は歯の表面を硬く強くしてくれますので、むし歯予防になります。
シーラントもむし歯のなりやすい溝を保護することにより、むし歯予防になります。
以上、定期的にかかりつけの歯科医院にいくことがとても大切です。


 

投稿者: またほ歯科

2013.06.21更新

むし歯予防で自分でできることは、
歯みがき、規則正しい生活をしましょう。
歯に良い食べ物を食べましょう。牛乳や魚などカルシウムの多いものです。
砂糖の多い食べ物は気をつけましょう。量と食べ合わせに気をつけて
砂糖の多い食べ物に炭酸飲料を合わせるとより酸性度が強くなり、脱灰しやすくなり、
むし歯になりやすくなります。
歯に良い食べ方は、よく噛んで食ることです。よく噛むと唾液がたくさん出て、唾液は再石灰化を助けます。
また、トクホのマークのCPP-ACP配合のキシリトールやリカルデントガムなどを噛んで、
唾液をよく出すようにすると、再石灰化及び耐酸性を増強するので、歯を丈夫で健康にします。


 

投稿者: またほ歯科

2013.06.19更新

これは、実際に歯を食酢(酸)につけてみて、歯の表面がどうなるかの実験です。
1日目から、早くも歯の表面に白い白濁がおきています。2日目には白濁は全体に広がり
ひっかくとすぐに傷がつく柔らかい状態です。4年後には何もしてないのに、エナメル質という
歯の固い層がごっそり脱落した状態になってしまいました。
このように、口の中に食べ残しがあったり、炭酸の飲み物をたくさん飲み続けると
歯の表面は溶けて、すぐにむし歯になってしまいます。


 

投稿者: またほ歯科

2013.06.17更新

お口の中は通常中性でPH6.8~7.0を保っています。
PH5.4以下で、歯は脱灰していきます。
食べ物をたべて歯みがきをしないとPHが下がり、その後歯みがきをして何も食べないと、
唾液の力で中和されもとのpHに戻っていきますが、
歯みがきができない、食生活、生活習慣が悪いと、
絶えず脱灰状態になってしまい、むし歯へのリスクが高くなります。
バランスのいい食事、よりよい生活習慣をみにつけ、食後・就寝前の歯みがきが大切で、
ブラッシングできっちりとミュータンス菌がいるプラークを取り除きましょう。

 ps、胃液のPHは PH1.5~2.5 です。
    ステファンカーブ(歯垢の酸の強さ)
     糖類を摂取後3分ほどで、口の中が強い酸性になり、20分以上PH5.4以下で
     中性に戻るまで30分以上かかる


 

投稿者: またほ歯科

2013.06.14更新

バイオフィルムって聞いたことがありますか?
シンクの三角コーナーのヌルネルのように、歯垢(プラーク)もねばねばして
歯の表面にこびりついています。
バイオフィルムの特徴は、表面にくっつく性質が強く簡単にはがれないことと、
抗菌性の薬も浸透しないほど強い膜であることです。
たわし・ブラッシング等で物理的に取り除くしか方法がありません。

むし歯は、
虫歯菌が出す物質と砂糖を栄養源として歯の表面に何層も膜を作り、
その膜状の中で、むし歯菌はどんどん酸を作り、強い酸性となり、
脱灰が進み歯を溶かしていくことにより、むし歯になっていきます。


 

投稿者: またほ歯科

2013.06.12更新

どうしてむし歯になるのか?
プラーク(歯垢)の中にいるミュータンス菌が作り出す酸によって、
歯のエナメル質からカルシウムやリンなどの
物質が溶け出してしまう状態を「脱灰」といいます。
また、唾液の力で酸は中和され、酸が減少し、
唾液に含まれるカルシウムやリンが再び歯に取り込まれる状態を
「再石灰化」といい歯の表面が修復されるのです。
通常はこれらが交互に繰り返されていて、正常を保っています。
この再石灰化があるので、初期むし歯も健全歯になることができるのです。

砂糖の取りすぎ、食生活、生活習慣、歯みがき等の自己管理ができないと、
口の中のバランスは壊れ、「脱灰」が進行していき、
進行したむし歯になっていきます。
歯の表面をきれいにして、唾液の中の成分が
歯の表面の中に浸透しやすいようにしましょう。


 

投稿者: またほ歯科

2013.06.10更新

COという言葉を聞いたことがありますか?
近年、初期むし歯で、むし歯の始まりという考え方が提唱され、
初期むし歯は、お口の中の環境がよくなれば健康な歯に改善されることが
あると報告されています。
むし歯のなり始めに、きっちりと習慣を見直し改善することが大切です。

日本学校歯科医会「歯・口の健康診断と対応(事後処置)」-CO・GOを中心にーの

柘植によると学校検診で検出されたCOについて2年間の追跡調査をすると、
1年後に健全歯になったのは23%、COのままは42%、う蝕に進行したものが35%
2年後は健全歯になったのは26%、COのままは34%、う蝕に進行したものが40%であった。と報告しています。
竹原によると、割合はほぼ同じであるが、臼歯のほうが、う蝕に進行する割合が多かったと報告しています。


 

投稿者: またほ歯科

2013.06.07更新

以前もお話ししましたが、
むし歯は、歯質、むし歯菌、糖質、時間という4つの原因が関与して起こると言われています。
皆さんは、この原因に関しては何回も聞き知っていると思います。
では、どのように対処すればいいのか?
右図のように、健康を保つためには、いろいろな要素が複合的に関係していますので
歯科医院でのフッ化物・シーラントなどの予防処置、
自宅でのブラッシングにより歯垢(プラーク)の除去、
食生活の改善により過剰な糖分摂取の抑制、
生活習慣等の改善により、規則正しい生活ができるようにしていきましょう。
これらができることにより、確実にむし歯のできる割合は減少していきます。
知識から行動できるようにしましょう。


 

投稿者: またほ歯科

2013.06.05更新

左のグラフは中学校1年生におけるむし歯のある者の割合と、
永久歯の一人平均のむし歯の本数です。
両方とも年々減少しています。児童・生徒のむし歯は確実に減少しています。
しかし、近年、初期むし歯(CO)をむし歯とカウントしないため、
その影響で、むし歯の本数も減少していることも考えられます。

右のグラフは、年齢によってむし歯等の本数がどのように推移していくかのグラフです。
前述では、年々むし歯が減少しているのに、中学を境にむし歯が増加していきます。
これは何を意味するのでしょうか?
中学校までの定期的な健康診査がなくなり、親の管理からも離れ、
ブラッシング、食生活、生活習慣等、本人の自己管理が完全に確立されていないために、
初期むし歯(CO)からむし歯に進行していった結果と考えられます。
だから、幼稚園・小学校・中学校の12年間の間にしっかりと
(ブラッシング、食生活、生活習慣も含めた)自己管理ができるように身につけていくことが大切です。


 

投稿者: またほ歯科

2013.06.03更新

市販のマウスガードとカスタムメイドタイプの装着率と受傷率の関係について説明します。
市販のマウスガード:安く手軽に入りますが、適合や装着感が悪く装着率も下がるため、スポーツでの受傷率も高くなります。
カスタムメイドタイプ:歯科医院で作成するため、市販のタイプよりも高価になります。
しかし、歯科医師が、調整や適合させるため装着感がよく、装着率が高くなり受傷率も下がります。


 

投稿者: またほ歯科

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