歯、口は成長過程のなかでダイナミックに変化していきます。特に小学生の時は、乳歯が抜け、永久歯へと生え変わる大切な時期です。
生涯を通じて生活を豊かに過ごすためには、歯と口の健康を維持して、より良く食べる機能の獲得が大変重要となります。
●生まれたばかりの赤ちゃんはまだ歯がありません。
●生後6カ月くらいから乳歯(子どもの歯)が生え始め、3歳ころに生え揃います。
●そして、6歳ころから乳歯が永久歯(おとなの歯)に生え変わり始めます。
●顎の筋肉や骨の成長とともに12歳~14歳ころに永久歯が生え揃います。
●ここで完成された永久歯列は、皆さんが、おじいさんおばあさんになっても毎日の生活を根底から支える大切なものです。
むし歯や歯周炎で歯を失わず、丈夫な歯でよく噛んで食べて、健康な未来をつくっていきましょう。
2016.11.05更新
歯は一生使います
投稿者:
2016.10.29更新
丈夫な歯いつもごはんがおいしいね!
丈夫な歯いつもごはんがおいしいね!
大切に作られた料理を食べた時、何を感じますか?そこにこめられた想いをこころとからだで受け取り、「あぁ、おいしい。」と、ほっとやすらぎ、しあわせに満たされるでしょう。
大切に作られたお料理が食べた人を幸せにするように、地元で元気に育てられた野菜やお肉を食べれば、健康なこころとからだが作られ、いろいろなものを大切に思う気持ちが育まれていくのではないでしょうか
食べる楽しみは、人生のさまざまな楽しみのなかでも大きなウエイトを占めます。
楽しく食べられる人は、生活そのものもイキイキしているにちがいありません。
最近よくいわれるQOL(クオリティ・オブ・ライフ)にも、
食べることで得られる喜びや満足が深くかかわっています。
最後に平成17年度歯の衛生週間の標語より
「丈夫な歯いつでもごはんがおいしいね」を送ります。
8020を合言葉に、いつまでも自分の歯で、おいしく楽しく食べましょう。
投稿者:
2016.10.17更新
食事は五感を使って楽しもう!
食事は五感を使って楽しもう!
人の五感には 1.視覚(見る) 2.聴覚(聞く) 3.触覚(触る) 4.嗅覚(においをかぐ) 5.味覚(味わう) の5つがあります。
毎日の生活の中で、
食事ほど「5感」を総動員して行う行動は他に有りません。
様々な刺激を意識することで、バランスのよい食事になり、充実感を得ることができます。
五感を感じながら、人は食事を食べたり、飲んだりします。 例えば、リンゴを食べるとき、まず、目(視覚)で、 「赤い色をしているな。甘いかな?」 「青い色をしているな。酸っぱいかな?」と、目で見て味をイメージします。 次に、そのリンゴを持ったときに、 「ツルツルしているな」とか「ザラザラしているな」と、 触って(触角)感じます。 また、割ったときに、リンゴのにおい(嗅覚)を感じ、 食べるときに、「サクッサクッ」という音を耳で聞きます。(聴覚) そして、口に広がる味(味覚)を楽しみます。 このように、食事をするときには、無意識のうちに、
この五感をフルに使って、食べているわけです。
投稿者:
2016.10.12更新
食事は楽しく
食べるという言葉は生きるという言葉と同じ意味です
食事を味わっておいしく食べることは、体にも心にも大切なことです
食事は単に栄養素を取るためのものだけでなく
人生の大きな楽しみの一つでもあります。
毎日のことだからこそ「心」と「からだ」においしい食事を
味わって食べることがたいせつです
私たちの食生活は「飽食」とも称されるほど豊かになった反面、
最近ではともすれば食事を軽視しがちな傾向もあります。
食べることは、運動、休養、睡眠とならんで、
健康を維持、増進するための重要なことです。
食事を楽しく食べることは栄養素の消化や吸収にも良いばかりか、
心をなごやかにすることを通じて生活の質を向上させるためにも大切なことです。
投稿者:
2016.09.27更新
世界のいろんな国の食具の使い方
世界のいろんな国の食具の使い方
地球上約68億(2009年)の民族の食事する方法を大きく分けると,
手を使って食事をする「手食」、
箸(はし)を主(おも)に使って食事をする「箸(はし)食」、
ナイフ、フォーク、スプーンを使って食事する「ナイフ・フォーク・スプーン食」
の3つがあります。
手食は東南アジア・中近東・アフリカで使われており世界全体の約40パーセントで27億人。
箸(はし)食は中国・朝鮮半島・日本・台湾・ベトナムなどで使われており世界全体の約30パーセトで20.4億人。
お米を主食とする文化圏ではお箸が多くなります。
日本では粘り気のあるジャポニカ米は先の細いお箸を使用し、お茶碗をもって食べるために食具は軽く作っています。
ナイフ食はヨーロッパ・南北アメリカ・ロシアなどで使われており世界全体の約30パーセントの20.4億人です。
肉食の文化ですね。
これらの食法は歴史的には手食、箸食、ナイフ食の順で登場しています。
投稿者:
2016.09.17更新
正しいおはしの持ち方
正しいおはしの持ち方
正しい箸の持ち方をみると、
下の1本(静箸)をそのまま引き抜いて残った上は(動箸)は、
鉛筆を持ったときと全く同じです。つまり鉛筆とお箸の持ち方は表裏です。
正しい箸の持ち方は滑らかに、そして素早く動かすことが出来、
また箸の操作が力強いので、通常の箸の使いでは余裕を持って扱うことが出来ます。
お箸をきれいに使うのは美しい食べ方です。
また、一度に沢山食べる「ドカ食い」「犬食い」にもなりにくく、
美しい姿勢で食べるので消化もよくなります
正しい箸の持ち方をすれば、動く範囲が広く、見た目も美しい箸さばきになります。
これはとりもなおさず無駄な力を使わず、軽く持つだけで、
見た目も綺麗で、楽しく食事をすることが出来ます。
投稿者:
2016.09.09更新
正しいおはしの持ち方ができる割合
正しいおはしの持ち方ができる割合
最近食卓でのしつけが教えられなくなっている親が多くなっています。
食事のマナー、作法の習得の場が親から子へとちゃんと伝わっていないかと心配されています。
一人一人が家庭や地域において子ども達の食を大切にし、
健全な食の生活を伝えることが必要です。
正しい「はし」の持ち方ができる者は
小学校5 年生と中学校2年生で調べたところ
男子54.3% 58.6%
女子56.2% 58.5%
と成っています。
投稿者:
2016.08.31更新
「いただきます」と「ごちそうさま」
「いただきます」と「ごちそうさま」
「いただきます」は、「あなたの命をいただきます」という意味です。
食べ物は、それぞれ命を持った動物や植物です。
その大切な命をいただいているのです。
食べ物をむだにすることは、その命を粗末にすることになります。
「いただきます」のあいさつをして、食べ物に感謝の気持ちを表しましょう!
「ごちそうさま」の「馳走」(ちそう)とは文字通り、
「走り回ること」「奔走すること」です。
私たちが食事をとることができるように駆け回ってくれた
さまざまな人々の労をねぎらうという意味なのです。
当たり前のように食べている毎日の食事ですが、
たくさんの人々のお陰で食べられるということを忘れてはいけません。
感謝の気持ちをこめて、「ごちそうさま」のあいさつをしましょう!
投稿者:
2016.08.23更新
流し込み食べとよくかむこと
流し込み食べとよくかむこと
消化の第一歩として
・唾液と混ぜ合わせ、飲み込みやすくします・食べ物を消化しやすいように小さくします・でんぷんを分解します
噛むことは自然の歯ブラシとして
・歯は食べ物を砕き、食べ物は歯を磨きます・口をきれいにします・唾液がたくさん出ます
肥満防止として
・よく噛むことにより、少量でも満腹感が得られます
ガン予防として
・唾液の力があります
流し込み食べに対する逸話を紹介します。
昭和21年、敗戦後の中国での話。中国全土から日本兵たちは、飢えと戦いながらも上海にたどり着いた。しかし、屋外でテント生活を余儀なくされていた。おまけに衛生状態も悪く、便所は穴を掘って板で囲っただけのもの。しかも、上海は、コレラの多発地帯であったという。食料不足で抵抗力のない生活において、ひとたびコレラが発生すれば、壊滅的な打撃を受けることが予測される。そのうち一人がコレラで死亡したことがわかった。全員の検便をしたところ、コレラの感染者が24人もいた。しかし物資は困窮し何ら案は浮かばなかった。そこである軍医が、最後の手段を提案した。「食事中は、一切水分を口にしない。」ただそれだけであった。唯一残されたコレラの予防法は、胃液による殺菌しかないのだ。誰もが、故国に帰りたい一心でそれを守った。
おかげで、一人の二次感染者も出さなかった{「かかる軍人ありき」伊藤桂一著より引用}。
投稿者:
2016.08.16更新
「ながら食べ」をしていませんか?
「ながら食べ」をしていませんか?
家族がそろって食事をしていても、テレビを見ながらの食事では手元がお留守になってしまいます。
テレビが気になって、途中で食事の手が止まってしまうこともあるでしょう。
食事中は、テレビを消すようにしてみましょう。
見たい番組があるときはビデオに録画するなどして、
食事中はみんなで楽しく食べましょう。
食事の時間は、家族がコミュニケーションを図るのに最適な時間です。
「ながら食べ」を控えて、ぜひ家族の会話をにぎやかにかわしてください。
投稿者:
SEARCH
ARCHIVE
- 2018年12月 (1)
- 2018年11月 (1)
- 2018年10月 (2)
- 2018年09月 (1)
- 2018年08月 (2)
- 2018年03月 (1)
- 2018年02月 (2)
- 2018年01月 (2)
- 2017年12月 (3)
- 2017年11月 (3)
- 2017年10月 (3)
- 2017年09月 (2)
- 2017年08月 (2)
- 2017年07月 (2)
- 2017年06月 (3)
- 2017年05月 (3)
- 2017年04月 (2)
- 2017年03月 (4)
- 2017年02月 (4)
- 2017年01月 (2)
- 2016年12月 (3)
- 2016年11月 (3)
- 2016年10月 (3)
- 2016年09月 (3)
- 2016年08月 (3)
- 2016年07月 (4)
- 2016年06月 (3)
- 2016年05月 (3)
- 2016年04月 (3)
- 2016年03月 (4)
- 2016年02月 (3)
- 2016年01月 (2)
- 2015年12月 (4)
- 2015年11月 (3)
- 2015年10月 (2)
- 2015年09月 (3)
- 2015年08月 (3)
- 2015年07月 (5)
- 2015年06月 (5)
- 2015年05月 (5)
- 2015年04月 (5)
- 2015年03月 (4)
- 2015年02月 (5)
- 2015年01月 (4)
- 2014年12月 (8)
- 2014年11月 (4)
- 2014年10月 (6)
- 2014年09月 (7)
- 2014年08月 (8)
- 2014年07月 (7)
- 2014年06月 (9)
- 2014年05月 (11)
- 2014年04月 (7)
- 2014年03月 (11)
- 2014年02月 (12)
- 2014年01月 (11)
- 2013年12月 (12)
- 2013年11月 (13)
- 2013年10月 (11)
- 2013年09月 (14)
- 2013年08月 (12)
- 2013年07月 (15)
- 2013年06月 (12)
- 2013年05月 (13)
- 2013年04月 (12)
- 2013年03月 (22)
- 2013年02月 (20)
- 2013年01月 (20)
- 2012年12月 (17)
- 2012年11月 (18)
- 2012年10月 (20)
- 2012年09月 (1)
- 2012年08月 (2)
- 2012年06月 (1)